wanwan!あのね...
ママの小さな頃はね
ママのパパとママは
よく音楽を聴きに連れて行ってくれたりとか
美術館に連れて行ってくれたりしたんだけど
ママはちっとも楽しくなかったんだ
だってね
クラッシックが始まると
子守唄に聞こえちゃって
ついウトウト...すやすや...
美術館に行ってもひとりだけ
さっさと順路を通って
窓からお外を見たり
美術品の監視してる人の目の動きが面白くて
そんなことばかり見てたよ
どんなに貴重なものや
絶賛されてるものであっても関係ないよ
だって全然興味ないんだもの
余所見してるほうが楽しんだもん
ママと違ってROKOちゃんは
ゆっくりノンビリ...じ~っくり鑑賞タイプ
「早くぅ~」とか「出ようよ」なんて
私の声は届かないの
姉妹でも全然違うタイプなだよね
彼女は子供のころから絵心はあったもの
ママはデッサンさえ苦手なの
見たものをそのままなんてことママには無理ムリ
そう云えば高校生の時に
学校から『古代ピラミット展』を見に行って
やっぱりつまんなくて
時間つぶしに巨大なピラミットのお写真に
豆粒みたいに写ってた「人」を
「指ものさし」で測ってたら
後ろから先生に「...でどれだけだった?」って笑われてたよ
あんまり夢中になってたから
折角数えたのにビックリして忘れちゃった
大人になって思うのは
「ちゃんと見てれば良かったなぁ」ってこと
そしたら少しは絵心があったかも
...なんて調子良いこと思っちゃうよ
それにしても...オテテ短いね
やっぱりそれも余計な話かな(笑)